リゾーム 中山社長インタビュー~後編~

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【中山 博光:なかやま ひろみつ】
株式会社リゾーム 代表取締役社長。
高校卒業後、様々な職業を経験し、23歳でニチイに入社。29歳で独立、33歳でリゾームを起業。「お客様とともに100年」続く企業を目指している。

リゾーム ロゴ
【株式会社リゾーム】
設立は1991年9月。事業内容は、情報分析ソフト・経営管理ソフトの開発、運用サポート、コンサルティング。経営理念は「今を活かし、未来を創造する。」。本社は岡山県岡山市。

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【インタビュアー:糸川 俊】
株式会社インテグリティ 代表取締役

創業時から持っていた「絆」の概念。2012年、『BONDGATE』が本格始動。

糸川:中山社長に初めてお会いしたのは2011年1月のSCビジネスフェアでした。その前にも社員の方と電話でお話しさせていただいていましたが、社長は「絆」という言葉を盛んに使っていらっしゃった。東日本大震災以降、特に2011年の後半からは流行語として使われるようになった言葉ですが、社長は当初から「絆」を繰り返されていた。その時の僕は、この会社が進めようとしていることと「絆」がつながらなかった。

リゾーム 中山社長5中山:もうすっかり染まっていますね、「絆」に。僕らが「絆」に関してのネーミングを作ったのは20年前なんですよ。

糸川:あ、そうなんですか!?

中山:『BOND(「絆」の意)CARD』という商標登録をしてたんですよ。創業当時はプロモーション支援等を行っていましたから、DMとは「絆のカード」と定義をしまして、『BONDCARD』というDMを作ってお客様に販売していたんです。

糸川:同じ「絆」でも、社長がおっしゃると歴史と重みがありますね。そして今度は『BONDGATE』。こちらはシステムになるんですね?

中山:はい。2年ほど前にお客様との話の中でそのキーワードが出来たんです。それを商標登録しておいたのです。

糸川:タブレットPCで使用するのですか?

中山:必ずしもタブレットPCでなくても、普通のPCでも使用できます。何で使用するかはお客様の環境や希望によります。これまでの顧客分析ソフトに加えて、ちょっとした気づきや様々な情報を簡単に入力して集約・共有することが出来ます。一言で解りやすく表現するならば、ショッピングセンターや専門店向けのグループウェアです。タブレットPCで使用できるようにすれば、持ち歩いていただくことができるし、気付いたことをその場で入力できるから便利です。リゾームの「100年企業構想」に向けたビジネス改革への取り組みの第一歩です。既に親しいお客様には紹介しているのですが、今年(2012年)のSCビジネスフェアで本格的に披露します。糸川社長も見に来てくださいよ。

「善き事を念い、善き事を行う。」を実践し、「お客様とともに100年」続く企業を目指したい。

糸川:はい、是非とも拝見させてください。ところで、先ほどおっしゃられた「100年企業構想」ですが、100年後のリゾームはどんな会社になっていてほしいですか?

中山:お客様と弊社の社員が、「そう言えば、もう100年もお付き合いしていますね」としみじみと語り合える会社になっていてほしいですね。

糸川:これにも僕は感動しました。そういうこと言っている会社って、ほとんど無いですよね。

中山:100年以上やられているお客様と何社かお付き合いさせていただいているのですが、僕らもそれを目標にやっていきたいなと。そのためには、お客様から「リゾームがつぶれたら困るよね」と思っていただける会社にならなくてはいけませんからね。膨張ではなく、お客様と一緒に進化・成長して、システム革新にも対応していかなければなりません。

リゾーム 経営理念糸川:そういったことに対応するには社員の方々の意識も大事だと思いますが、社員の方にはどのようなことを期待されていますか?

中山:「善き事を念い、善き事を行う。」ことを実践してほしいと思っています。「善き事を念う」とは、感謝する素直な心、未来を信じる明るい心。「善き事を行う」とは、自分のためでなく、世のため人のために行動する事です。成長・挑戦・感謝の重要性を理解して、自らを高め続ける素直な人となって、リゾームの経営理念である「今を活かし、未来を創造する」を実践していってほしいと思います。

糸川:その結果が「100年企業」となるわけですね。

中山:会社とは、目指すべき成長の実践・鍛錬の場だと思っているので、学ぶこと、成長することを楽しんでほしい。身の丈に合わせて、地道に・群れず・奢らずの心得で、日々精進していきたいですね。そして、存在そのものがお客様に感謝される会社、働く人がその会社で働いていた事を誇りに思える会社でありたいと思っています。「当時の中山社長がしたかった事は、今のこれだったんじゃないかなぁ」とか、「当時はこんな技術は無かったもんなぁ」とか、生意気に言ってくれる社員がいる会社になっていてほしいですね(笑)。

糸川:中山社長なら、必ず実現されると思います。

中山:昔の人はよく言ったなと思うのは、若い時に苦労しろっていうのはその通りだと思いますね。若い時には解らないことですけど。世の中で会社を経営している人はたくさんいますが、こんな学歴とこんな経緯でもここまで来た人がいるということは知ってほしいと思います。頑張ればここまで来られるんだって。でも、僕は頑張れないんですよね、寝たい時は寝たいし(笑)。頑張れないんだけど、諦めないんですよ。そう、諦めないってことが大事なんじゃないでしょうかね。

糸川:本日はたいへんいい話を聞かせていただき、感動と元気をいただきました。本当にありがとうございました。

【インタビューを終えて】
「何故こんなに優しい心を持っているんだろう?」
その回答は氏の過去の遍歴にありました。
鹿児島の民謡で「串木野さのさ」にこんな唄があります。

   “落ちぶれて袖に涙のかかる時人の心の奥ぞ知らるる。
    朝日を拝む人あれど夕日を拝む人は無い”

心根の優しい素晴らしい社長にお聴きしました。

株式会社インテグリティ 糸川 俊

【取材日:2012年1年5日】

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前編では、若い頃の経験、独立からリゾームの設立まで。中山社長の素顔に迫っています。

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